「しごとに行きたくないけど、やめたいなんて言い出せない…」
「退職代行を使ってやめるなんてだめだよね…」
「退職代行ってほんとにしごとをやめれるの?」
こんなことでお悩みの保育士さんはいませんか?
保育士不足で人手が足りずに、バタバタしている保育園は少なくないでしょう。
そんな中、「退職します」なんて言いづらいですよね。
しかし過酷な労働環境ではたらいている保育士さんの中には、身体的にも精神的にもつらくなってしまっている人もいると思います。
無理をしてまでつらい環境ではたらき続ける必要はありません。
最近では「退職代行」というサービスがあり、依頼すると即日退職ができる業者もあります。
今回は退職代行というサービスについてや、保育士が退職代行をえらぶ時に気をつけることなどをわかりやすく解説しました。
「しごとがつらい」と悩んでいるあなたも、退職代行サービスの内容を知り、今後の選択の1つに入れてみてもいいかもしれませんね。
繰り返し言いますが、自分の体を壊してまでしんどい環境ではたらき続ける必要はありません。
楽しくはたらける環境を見つけましょう!
こんにちは♪現役保育士のめるるです。
保育現場で15年以上はたらいています。
同じ職場の人で、おそらく退職代行を使ったのだろうなという人が何人かいました。
急に出勤しなくなるので現場は驚きますが、私の周りで退職代行を使った人はみんな職場でつらい環境におかれていて、体調や気持ちが崩れ始めていて…。
職場の人もみんなその状況を知っているので、突然の退職でも「本格的に体調を崩す前にやめれてよかったね」という人が大半でした。
もくじ
退職代行とは
退職代行とは
退職代行とは、労働者本人に代わって弁護士や代行業者が会社に退職の意向を伝えるサービスです。
代行業者に依頼すると、職場の人に会ったり連絡したりせずに即日退職できることから、近年利用者が増え始めています。
有給の消化や引継ぎ、私物や貸与品の返却なども代行業者を通して完了することができます。
一般の会社員だけではなく、公務員も条件さえそろっていれば利用できるサービスなので、私立だけでなく公立の保育士や幼稚園教諭も利用可能ですよ。
保育士が退職代行を使うことはだめなことではない
保育士に限らず、退職代行を使うことはだめなことではありません。
トラブルなくはたらけていたのなら退職代行を使う人はいないと思います。
退職したい時は定められている手続きにのっとって進めていくことでしょう。
ではなぜ退職代行を使う人がいるのでしょうか。
その理由は、
- 労働環境が極端に悪い
- 上司から強く引き留められている
- 上司がこわくて退職を言い出せない
- 自分で退職の意思を伝えられないくらい疲弊している
など、退職代行を使う人に責任がある場合ばかりではないのです。
退職代行を使われてしまうような職場であるという、職場側の問題でもあるのです。
保育士が退職代行を利用するべきケース
保育士が退職代行を使う場合、デメリットもあります。
では、どのような状況の時に退職代行を使うとよいのでしょうか。
保育士が退職代行を使うべきケースを5つ紹介します。
ブラックな園の場合
「保育士の数がいつもぎりぎり」「残業代が出ない」などのブラックな環境の園では、退職の意向を伝えても簡単にはやめられないことがよくあります。
仮に退職できることになっても、有休が使えなかったりやめるまでの期間にきつく当たられたりするなど、円満退職にはならないケースも。
そのようなことが目に見えているならば、退職に関する手続きを全てしてくれて即日退職できる退職代行を使うのもいいですね。
やめたいと伝えてもやめさせてくれない場合
近年、人手不足が問題になっている保育業界。
退職を申し出ても引き留められたり、「後任が見つかるまではやめることなんて許されない」と言われたりすることも珍しくありません。
直接退職を申し出ても退職できないことが予想される場合や、実際に退職を申し出たけれど退職できない場合に退職代行を使うと、すっと退職することができますよ。
やめたいことを言い出せない場合
園長や先輩がこわくて退職を言い出せないことがあります。
そのような園では、日ごろから人間関係にストレスを感じていることでしょう。
そんな園でこの先もずっとはたらき続けますか?
仮に勇気を出して退職の意向を伝えたとしても、却下されたりその後きつく当たられたりすることがあります。
このような場合、退職代行に全て任せてストレスを感じることなく退職するのも1つの方法ですね。
体調不良などで即日退職したい場合
ぜひ退職代行を使う方がいいケースがあります。
それは、自分で職の申し出ができないくらい体調を崩している場合です。
その体調不良がメンタルからきている場合は、出勤することすらむつかしくなってしまう場合もあるでしょう。
自分の体調を崩してまで、薬を飲み続けてまでその職場ではたらき続ける意味はありません。
そこまで限界にきているなら退職代行業者に頼れるところは頼って、まずは自分の体調を整えることを第一に考えましょう。
有休を消化したい、未払いの残業代などを請求したい場合
悪質な園の場合、退職を申し出ると有休を消化させなかったり残業代を支払わなかったりする場合があります。
そこに個人で立ち向かうにはなかなかの時間と労力がかかります。
ただでさえ退職代行を使うくらい疲弊しているのに、そこにさらなる負荷がかかるとかなりしんどい思いをすることになりかねません。
弁護士の退職代行を使うと、有休消化や未払いの残業代なども業者がきっちり請求してくれるので安心です。
保育士が退職代行を使うメリット
保育士が退職代行を使うメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
順番に見ていきましょう。
つらい職場をすぐに確実にやめることができる
民法により以下のように定められています。
第627条
①当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
②期間によって報酬を定めた場合には、使用者からの解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
③6箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、3箇月前にしなければならない。
引用:Wikibooks
第628条
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
引用:Wikibooks
このように、民法によって「解約の申し入れ」をすれば退職をすることができるのです。
就業規則に「退職は1か月前に申し出る必要がある」と書かれていても、就業規則より民法の方が優先順位が高いので解約申し入れの日から2週間で退職できます。
本来は申し入れから退職日までは期間がありますが、その期間で有休を消化したり欠勤にすることで、実際には申し入れをすれば即日退職がかないます。
園長や職員に会わずにやめることができる
退職代行を使うくらいなので、上司や職場の人に会いたくないのが本心ですよね。
退職代行は退職に関する全てのやり取りをしてくれるので、退職代行の依頼者が職場の人と顔を合わせる必要はありません。
パワハラやいやがらせを受けている場合にはとても助かりますね。
有休を消化できる
有給休暇は労働者が申請した時には取得させなければならないと法律で決まっています。
労働基準法第39条第5項
使用者は、前各項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。
引用:e-GOV法令検索
しかし退職を申し出ると、有休を取らせないようにしようとする園もあります。
そんな時、弁護士が行う退職代行では有給休暇取得の交渉ができるのです。
有休がたくさん残っていたり絶対に有休を使いきってからやめたいという人には、弁護士の退職代行を使って退職することをおすすめします。
未払いの残業代・給与を請求できる
退職代行を使う人の中には、適正な残業代を受け取っていなかったりや給与の未払いがあったりする人もいるのではないでしょうか。
有休休暇取得の交渉と同じく、未払いの残業代・給与の請求交渉を行うことが、弁護士の退職代行業者ならできます。
ただし、未払いの残業代については時効があるので注意してください。
未払いの残業代の時効は3年です。
退職後にトラブルになることがない
退職代行を使うことで訴えられないか、賠償金を請求されないか心配になる人もいるでしょう。
きちんとした退職代行業者は法律の専門家がついているので、法律にのっとって対応してくれます。
そのため、職場から訴えられたり損害賠償を請求されたりすること基本的にはありません。
また、民法にも
労働基準法第16条
使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
引用:e-GOV法令検索
と定められているので安心ですね。
保育士が退職代行を使うデメリット
では、デメリットはなにがあるでしょうか。
順番に見ていきます。
費用がかかる
自分で退職を申し出る時にはかからない費用が、退職代行業者を使った時には発生します。
業者により金額はさまざまですが、3~5万円程度が相場と言われています。
本来かからないはずの費用を支払わなくてはいけないと思うともったいないと感じるかもしれません。
しかし、退職を申し出てから実際に退職するまでの期間のきまずさや園とのやり取りの負担、トラブルになる可能性などを考えると、この金額で解決するならそれでいいと感じる人が多いのも事実です。
元同僚との関係性が悪くなる
退職代行を利用すると、円満退職にはならないことがほとんどです。
あいさつもなしに、いきなり出社しなくなることが多いです。
そうなると、職場の人とも良好な関係を維持することはむつかしいと考えた方がいいでしょう。
退職後もその職場でできた人間関係を大切にしたい人は、退職代行サービスの利用を検討し直した方かいいかもしれません。
近隣地域での転職がむつかしくなる可能性がある
同じ地域にある保育園や幼稚園は、人間関係がつながっていたり、うわさがすぐに広まってしまったりすることがあります。
まだまだ退職代行について、よくないイメージを抱いている人もいます。
「退職代行を使って退職した人」ということで名前が近隣地域に知られてしまうと、その地域で保育関係に転職することがむつかしくなることがあります。
とくに地方の保育園や幼稚園の場合、地域にある園の数も限られてくるので、うわさは広まりやすい傾向にあります。
エリアを変えての転職を考えているならば、問題はないでしょう。
実際に退職代行を利用した保育士の成功例
実際に退職代行を利用して退職に成功した保育士もたくさんいます。
体験談をいくつか見てみましょう。
退職を直接言う勇気が出ない。保育士でも退職代行で即日退職が叶った
満足度: 大変満足です。
満足度の理由: 深夜に依頼をして即日の実施をして頂けたこと、会社との直接のやり取りなく退職の意志を伝えて頂けたこと、対応が丁寧であったことです。
保育士 6ヶ月勤務 30歳 派遣社員
依頼内容:保育園で担任を持っており、以前から何度か辞めたいことを伝えているが、年度末まで退職出来ないとその度に言われている。限界が来ているのですぐに退職したい
感想:担任を持っていると代わりがおらず退職出来ないイメージがあるかと思いますが、退職はいつでもすることは可能です。
引き留めはあるかとは思いますが、退職届を送り退職の意思を示すことで結果的には認めていただけます。
女性 21歳 保育士10か月
女性 27歳 保育士6年
引用:X
これらの体験談のようにさまざまな理由で退職できない保育士たちも、退職代行を利用することで無事に退職することができています。
即日退職ができたり、今まで何度申し出ても退職できなかったにも関わらず業者に依頼するとすんなり退職できたりしています。
退職代行業者の退職成功率はどの業者もほぼ100%なので安心して利用できますね。
退職成功率が「ほぼ」100%の理由は、「退職は可能な状況であったが、依頼者の希望により退職をしなかったケース」があったからです。
退職成功率がほぼ100%の業者も、退職希望者の退職成功率は100%です。
保育士が退職代行をえらぶ時のポイント
世の中にはたくさんの退職代行があり、運営元によって提供されるサービスも変わってきます。
退職代行にはどのような運営元があるのか、またそれぞれの特徴やメリットデメリットも説明していきます。
退職代行をえらぶ時の参考にしてくださいね。
退職代行業者の種類
退職代行業者には運営元によって以下の3つにわけられます。
- 民間企業の退職代行
- 労働組合の退職代行
- 弁護士の退職代行
大まかなメリット・デメリットを表にまとめてみました。
民間企業 | 労働組合 | 弁護士 | |
---|---|---|---|
料金相場 | 15000~30000円 | 25000~30000円 | 30000~60000円 |
退職意思の伝達 | ○ | ○ | ○ |
即日退職 | ○ | ○ | ○ |
有休などの交渉 | × | ○ | ○ |
残業代などの請求 | × | ○ | ○ |
法律相談 | × | × | ○ |
損害賠償請求の対応 | × | × | ○ |
慰謝料請求 | × | × | ○ |
では、順番にメリット・デメリットをくわしくみていきましょう。
民間企業が運営している退職代行
メリット
民間企業が運営している退職代行の1番のメリットは、費用の安さです。
安いところでは、20000円以下のところもあります。
デメリット
デメリットは、サービスの範囲の狭さです。
民間企業の退職代行ができることは、退職の意思を伝えることくらいです。
有休や残業代などの交渉は非弁行為にあたるためできないのです。
非弁行為とは?
非弁行為とは、弁護士資格を持っている者しか行ってはいけないと法律で定められている行為を弁護士資格のない人や会社が行うことです。非弁行為をしてしまうと法律違反になります。
費用をおさえて退職したい人にはぴったりかもしれませんが、トラブルが多いのは民間企業の退職代行です。
退職の意思は伝えてくれたけれど引継ぎや残業代の交渉はできないから、結局自分で対応せざるをえなかったり諦めなくてはいけなかったりすることもあります。
特に保育業界では、担任を持っていればそれなりの引継ぎが必要ですし、未払いの残業代もかなりある場合があるので、交渉ができない民間企業の退職代行はあまりおすすめしません。
労働組合が運営している退職代行
メリット
労働組合が運営する退職代行のメリットは、費用とサービス内容のバランスです。
労働組合の退職代行は弁護士と同様の団体交渉権を持つため、有休や未払いの残業代などの交渉をおこなうことができるのです。
それなのに、費用は弁護士より比較的お手頃です。
デメリット
バランスがとれた労働組合の退職代行ですが、対応できない内容もあります。
あまり多くはないですが、園から損害賠償を請求されてしまう場合です。
労働組合の退職代行が損害賠償請求の対応をすると非弁行為になってしまうので、対応できません。
園とのトラブルが起きる心配がない場合にはおすすめの退職代行です。
弁護士が運営している退職代行
メリット
弁護士が運営する退職代行のメリットは、手厚いサービス内容です。
退職に関する対応や交渉事にほぼすべて対応できます。
弁護士が運営する退職代行ができること
・退職の意向を伝える
・退職日の交渉
・有休、未払いの残業代・給与の請求、退職金の交渉(別料金が多い)
・パワハラなどのトラブル対応
・損害賠償を請求された時の対応 など
デメリット
弁護士に退職代行を依頼するデメリットは、ずばり費用です。
弁護士によっては、労働組合が運営する退職代行の倍ほどかかる場合もあります。
しかし、サービス内容は民間や労働組合よりもかなり手厚く安心なものになっているので、費用がかかっても安心して退職したいという人にはぴったりです。
成功報酬や返金保証があるか
労働組合や弁護士の退職代行ではほとんどないですが、万が一のケースにそなえて成功報酬や返金保証がある業者をえらぶと安心ですね。
「退職できなかったのに、返金もしてくれなかった…」という事態にならないためにも、保証がしっかりした業者をえらびましょう。
アフターサービスがしっかりしているか
退職代行業者には、退職するまでのみをサポートする業者と退職後のサポートまでしてくれる業者があります。
退職をした後にも離職票や貸与品・私物のやり取りが必要だったり、次の仕事が決まっていなければ転職活動もしなくてはなりません。
退職後のことまでサポートしてくれる業者だと、安心して頼ることができますね。
実績や口コミがいいか
近頃はなに事もそうですが、実績や口コミをしっかりチェックしましょう。
ホームページにどれだけ立派なことが書かれていても、まだ実績がなかったり悪い口コミが多ければ安心して依頼することはできません。
各業者のホームページだけではなく、退職代行ランキングや口コミサイトなども参考にしてみるといいですよ。
保育士におすすめな退職代行3選
これまでの話をふまえて、保育士におすすめの退職代行を3つ紹介します。
保育士におすすめの退職代行
・弁護士法人ガイア
・即ヤメ(労働組合)
・わたしnext(労働組合)
弁護士法人ガイア
弁護士法人ガイアの特徴を説明していきます。
弁護士法人ガイアの特徴
・弁護士法人対応で安心
・有給休暇取得のサポート
・傷病手当申請サポート
・無期限のアフターサービス付き
弁護士法人対応で安心
運営元が弁護士事務所なので、法律に則って代行を行うので安心です。
退職成功率が100%で、他の退職代行で断られた難しいケースにも対応してきました。
相談したその日に即日退職できます。
退職金や残業代の交渉もオプションで行うことができます。
有給休暇消化サポート
有給休暇の消化もサポートしてくれます。
退職代行を依頼した日から有休を消化していくので、実質の手取りが増えます。
傷病手当申請サポート
傷病手当申請のサポートもしてくれます。
退職代行を依頼する人の中には、体調を崩し働ける状態ではなくなったことで退職後の生活に不安を抱いている人もいます。
弁護士法人ガイアでは難しい傷病手当申請のサポートをしてくれるので、退職後も安心してすごすことができます。
しかし傷病手当を受け取るには、さまざまな条件をクリアしなくてはいけません。
その条件を事前に知っておくことで、「条件からはずれてしまい、傷病手当を受け取ることができなかった…」ということが防げます。
また、会社に記入してもらわないといけない書類も、やり取りを代行してくれます。
無期限のアフターサービス付き
退職代行の中には、「退職の意向を伝えて終わり」という業者もあります。
弁護士法人ガイアは無期限でアフターサービスをしてくれるので、離職票や源泉徴収など退職後に必要な書類を取り寄せてくれますよ。
退職代行SARABA(労働組合)
退職代行SARABAの特徴を説明していきます。
退職代行SARABAの特徴
・労働組合が運営
・一律の料金でわかりやすい
・返金保証がある
・行政書士が在籍している
労働組合が運営
退職代行SARABAを運営しているのは、労働組合の退職代行SARABAユニオンです。
労働組合の運営なので、職場との交渉が可能なのです。
有休消化や退職日の調整が可能となり、よりよい条件で退職ができます。
一律の料金でわかりやすい
SARABAの退職代行の料金は、一律で24000円です。
退職代行の中には、1万円をきる格安の業者もあります。
しかしそのからくりは、「退職の意思を伝える」という作業に対する基本料金で、そこに「有休消化の交渉をしたらプラス10000円」などどんどん料金が加算されていく場合もあるのです。
そうなると、合計で大きな金額になってしまうパターンもあります。
しかし退職代行SARABAなら、追加料金なしの24000円で退職にまつわる一連の業務を代行してくれます。
それ以外のお金を払うことはありません。
返金保証がある
返金保証があります。
もしも退職できなかった場合には全額返金してくれるので、「退職できなかったのに、お金は支払わなくてはいけなくなった…」ということがありません。
行政書士が在籍している
退職代行SARABAには、行政書士が在籍しています。
行政書士は行政関係の書類作成についてくわしく、離職票などの手続きの相談もできます。
法律関係にもくわしいので、違法な交渉が行われることもないでしょう。
また、行政書士が監修した退職届をプレゼントしてもらえます。
退職代行わたしnext
退職代行わたしnextの特徴を説明していきます。
退職代行わたしnextの特徴
・労働組合が運営
・女性向けの退職代行
・退職できなかった時の全額返金保証
・転職サポート
労働組合が運営
わたしnextは合同労働組合が運営し、弁護士からの指導のもとに退職代行サービスを行っています。
団体交渉権があるため、残業代や有給消化などの交渉を行うことができます。
相談したその日に退職することができます。
女性向けの退職代行
わたしnextは日本ではじめての女性向けの退職代行サービスです。
女性の退職のサポートを長年行ってきたからこそ、女性特有の職場の問題について相談しやすいです。
また転職サポートを行っていることもあり、キャリアの悩みがある方にもおすすめです。
ただし、夜職の退職には対応していないので注意が必要です。
転職サポート
複数の転職サポート企業と提携を結んでいるので、退職後の転職もサポートしてもらえます。
退職だけでなく転職も成功させたいのなら、わたしnextがおすすめです。
提携している転職サポート企業を利用して転職を成功させると、最大で5万円のキャッシュバックがもらえるうれしい特徴もあります。
また、転職の相談は退職代行を依頼していない人も利用できますよ。
退職できなかった時の全額返金保証
もしも退職できなかった時には全額返金が保証されています。
くわえて現在の退職成功率は100%なので、安心して依頼することができますね。
保育士が退職代行を使う時の流れ
では、実際に退職代行に依頼をする時はどのような流れになるのでしょうか。
具体的にみていきましょう。
退職代行を使う時の流れ
①退職代行業者へ無料相談
②退職に関する内容を伝える
③料金の支払い(後払いの場合は退職完了後)
④業者から園へ退職の連絡
⑤書類や貸与品・私物のやり取り
⑥退職完了
退職代行業者へ無料相談
まずは退職代行業者へ無料相談です。
不安なことがあれば、この時に全て尋ねましょう。
そのためにも、無料相談の前にある程度は退職代行について調べておくといいですよ。
ほとんどの業者では相談無料です。
また、24時間365日相談受付をしている業者も多いので、土日祝にしごとがあったり残業が多い人も安心ですね。
主な連絡方法は
- LINE
- メール
- 電話
があります。
どの方法でも自分がやりやすい方法を選べばいいですが、おすすめはLINEです。
双方のやり取りがわかりやすく文字として残るので、伝え忘れを防ぎやすいです。
退職に関する内容を伝える
相談ができ依頼することになったら、依頼に必要な内容を伝えます。
業者の方で必要な内容をまとめてくれているので、それにそって伝えていきます。
・自分の個人情報…名前、生年月日、住所、電話番号
・雇用に関すること…雇用形態、勤務年数、契約期間
・園に関すること…園名、電話番号、代表者
・退職理由退職代行を実行する日時
・退職希望日
・連絡拒否の希望
・請求したい書類
・貸与品や私物について
・有給休暇取得を希望するか、残日数
・未払いの残業代・給与や退職金の請求について
・その他園に伝えてほしい事
伝えもれを防ぐ為にも、あらかじめ考えておきましょう。
料金の支払い(後払いの場合は退職完了後)
前払いの業者と後払いの業者があるので、確認して支払いましょう。
支払い方法は
- クレジットカード
- 銀行振込
が一般的です。
前払いの業者は、支払いが確認出来たら代行業務がスタートします。
銀行振り込みの場合、場合によっては着金日が翌営業日扱いになることもあるので要注意です。
なるべく早く退職したいなら、クレジットカード払いだと即時決済ができます。
業者から園へ退職の連絡
打ち合わせが済んだら、業者から園への代行業務が始まります。
打ち合わせした内容をもとに、退職の意向やざまざまな希望を伝えてくれます。
1回の連絡で完了することもあれば、複数回のやり取りをする場合もあります。
複数回のやり取りの間には業者から依頼者への報告があり、現在の状況を確認できるので安心です。
ただし、非弁業者に依頼していた場合は退職以降の伝達しかできないので、細かいやり取りは依頼者でするように求められる可能性があるので要注意です。
書類や貸与品・私物のやり取り
退職の話がまとまったら業者から連絡があり、必要な場合は書類や貸与品・私物のやり取りが始まります。
全て郵送で行うことができ、連絡も業者を通してもらうので、依頼者が直接園の人とやり取りをすることはありません。
退職完了
書類や貸与品・私物のやり取りが終われば、ようやく退職完了となります。
書類など必要なものが届かなければ、業者から園に連絡をしてもらうように伝えましょう。
代金が後払いの場合は、この段階で支払いをします。
依頼主がすること
退職代行業を使った退職で依頼主がすることは、たったの3つだけです。
- 退職代行業者への依頼
- 料金の支払い
- 書類、貸与品の郵送
これらを行えば、退職できます。
退職代行業者への依頼
退職代行は、はじめに無料相談を実施しているところがほとんどです。
無料なのでむつかしく考えず、気になることをどんどん聞いてみるといいですよ。
それぞれのケースに合った方法を提案してくれることもあります。
料金の支払い
業者から指定されたタイミングで料金を支払います。
業者によっては、基本料金は「退職の意思を伝える」ことに対する料金で、その他のサービスにはオプション料金が加算されることがあります。
思っていたより高額になってしまうこともあります。
無料相談の時に、料金にはどのサービスが含まれていて、自分が求めているサービスを受けるためには総額いくらかかるのかを確認しておきましょう。
書類・貸与品の郵送
退職届は本人が書いて郵送します。
その際に、園に返却するものを一緒に郵送するとやり取りが1度で済みますよ。
・健康保険被保険者証
・社員証、名札
・園の鍵やセキュリティーカード
・園から貸与されているパソコン、USBなど
・しごと関係の書類や名簿
・制服やエプロン
・その他備品
退職代行業者がしてくれること
退職代行業者がしてくれることは、基本的にはこの2つです。
- 職場に依頼主の退職の意向を伝える
- 退職に関する手続きややり取りをサポートする
職場に依頼主の退職の意向を伝える
職場に退職の意向を伝えてくれます。
これは、民間企業でも労働組合でも弁護士でもどの退職代行業者でも行う基本のサービスです。
退職に関する手続きややり取りをサポートする
民間企業は退職の意向を伝えるだけですが、労働組合や弁護士は退職の手続きややり取りのサポートをしてくれます。
その他のオプション
運営元によっては、これらのオプションを提供してくれる場合もあります。
別料金になるサービスもあります。
- 退職届のテンプレート提供
- 未払いの残業代・給与などの請求
- 転職サポート
- 失業保険・傷病手当金・労災申請などの申請サポート
- 会社への慰謝料請求
- 会社からの訴訟対応
依頼主が事前にしておくこと
退職代行を使うと業者によってはトントン拍子に話が進み、即日退職になる場合もあるので、依頼主が事前に準備しておくとよいことを3つ説明します。
- 有給休暇の残日数を確認しておく
- 備品などの返却準備
- 社宅や寮の場合は、引っ越しの準備
有給休暇の残日数を確認しておく
退職する時には有休を使いきってから退職したいですよね。
退職日を決める時には有休を使うかどうか、使うならどのように使うかを考えなくてはいけません。
有休の残日数がどれくらいあるのか確認し、どのようにするかを考えておきましょう。
有給の残日数は給与明細に記載されていることがあります。
記載されていないなら、出勤しているあいだに上司に確認しておきましょう。
備品などの返却準備
退職の際には、会社から借りているものを返さなくてはいけません。
出勤しなくなってから「あれがない!」とならないように、返却するべきものは手元におくか園のわかりやすいところにおいておくようにしましょう。
制服などは洗濯するかクリーニングに出すかして、きれいにしてから返却します。
また、私物は少しずつ園から持ち帰っておくといいですよ。
社宅や寮の場合は、引っ越しの準備
社宅や寮に住んでいると、退職と同時に出ていかなければいけません。
新居探しや引っ越しは急にはできないので、退職を決意したら少しずつ準備を始めましょう。
忘れがちなのが、役所関係の手続き。
特に気をつけてほしいのが、郵便物の住所変更。
住所変更をしていないと、郵便物は当然社宅や寮に届きます。
取りに行かなくてはいけない可能性もあるので、忘れないようにしましょう。
保育士の退職利用について まとめ
保育士の退職代行につい紹介してきました。
残業が多かったり複雑な人間関係、重い責任の中で、やめたいけどやめられずに疲弊している保育士もたくさんいると思います。
自分の体を壊してまではたらき続けることはありません。
もちろん元気にはたらけたり円満退職ができたりすれば1番いいですが、自分を守るために退職代行を使うことは悪いことではありません。
退職代行を使われてしまうような環境を作っている園の責任でもあります。
退職代行を使うことに大きな罪悪感を感じることはないですよ。
しかし退職代行を使うにしても、業者選びは大切です。
悪質な業者に依頼してしまうとトラブルになることがあります。
そうならないために、退職代行業者をえらぶ時のポイントをおさらいしましょう。
・労働組合か弁護士の退職代行をえらぶ
・成功報酬や返金保証があるか
・アフターサービスがしっかりしているか
・実績や口コミがいいか
この4点に注意しながら、自分に合った退職代行をえらんでくださいね。